ポプラ新書
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(222)くそじじいとくそばばあの日本史 長生きは成功のもと
老いてこそ歴史に名を残した!? 徳川家康、卑弥呼など偉業を成し遂げた、たくましき老人たちを紹介する痛快日本史エッセイ
発売年月 |
2022年3月
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ISBN |
978-4-591-17333-6
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判型 |
新書判
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サイズ |
173mm x
109mm |
ページ数 |
190ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
新書
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ジャンル |
知識・教養
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定価 |
979円(本体
890円) |
【老いてこそ、歴史に名を残した!?】
徳川家康、卑弥呼、安倍晴明……しぶとく生き抜き、成功を掴んだ歴史上の人物たち。その知られざる生き様とは――?
超高齢社会に生きる現代人に元気を与える、エネルギッシュな痛快日本史エッセイ!
1 「長生き」は最高の政治戦略だ…… 家康があと一年早く死んでいたら徳川政権はなかった
2 卑弥呼はばばあだった?…… 七十代後半で政権トップに君臨していた推古天皇と蘇我馬子の爺婆コンビも
3 鎌倉初期、一族を繁栄・安泰に導いた女地頭がいた……九十一歳まで生きた、源頼朝の乳母・寒河尼(寒川尼)
4 本格始動は六十代後半以後、安倍晴明……日本最強の陰陽師の老獪さ
5不安じじい藤原定家と『百人一首』の謎……病苦が大業を成す後押しをした
6 結局、最後に勝つのは長生き……「天皇の父」となったダークホースじじい後崇光院の逆転人生
7 憎悪を吐き出し、老い支度……七十に及んで『三河物語』を書いた大久保彦左衛門の恨み節
8 恋もファッションも年甲斐なくて幸せなばばあ……六十近くで二十歳そこそこの若者たちとセックス
9 世界でもまれな爺婆の色事を描いた江戸の春画……長生きすればカップルも楽しい
10 伊能忠敬の遅咲き人生……隠居後、諸国巡りで地図作りの大仕事
11 シーボルトの見たスーパーじじいたち…… かくしゃく老侯・島津重豪、アイヌに同情した最上徳内、神医・土生玄碩
12 江戸の同性愛じじい、男色をしてみたかった老士、長寿の秘訣など
13 老いて人を笑わせる「力わざ」発揮……清少納言の父と、戦国生まれの落語の元祖
14 八十過ぎて歌合参加の平安女流文学者たち……すべてを手に入れた赤染衛門、リア充ばばあ大弐三位
15 こじらせの天才馬琴、八十過ぎて大活躍の京山、執念の出版と遺書執筆の牧之……「こじらせじじい」たちの三つ巴