ポプラ新書(66)
(066)「お迎え」されて人は逝く
終末期医療と看取りのいま
死の恐怖や痛みと闘う患者に何ができるのか。2500人を看取った医師が「穏やかな死」のプロセスを考える「死の予習」本。
発売年月 |
2015年8月 |
ISBN |
978-4-591-14630-9 |
判型 |
B6変型判 |
サイズ |
172mm x 109mm |
ページ数 |
198ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
シニア
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本の種類 |
新書
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ジャンル |
知識・教養
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定価 |
858円(本体780円) |
死は、けして敗北ではありません。
人生を、医療任せにしてはいけません。
「亡き母が手を握ってくれた」「夫と愛用車でドライブに行った」――これまで幻覚・せん妄として治療対象であった「お迎え」現象が、死生に向き合う貴重な過程として医療現場で注目されている。死を怖れ、痛みとたたかう患者に何ができるのか、緩和ケア医として2500人を看取った医師が終末期医療のあり方、死との向き合い方を問いかける。