ポプラ新書(6)
(006)本当は怖い小学一年生
今、小学校の教室は、大人がイメージするよりずっと「困った」状態だ。子どもの可能性を引き出す、新しい教育システムを考える一冊。
発売年月 |
2013年9月 |
ISBN |
978-4-591-13635-5 |
判型 |
B6変型判 |
サイズ |
172mm x 109mm |
ページ数 |
189ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
|
本の種類 |
新書
|
ジャンル |
知識・教養
|
定価 |
858円(本体780円) |
「ピッカピッカ」の1年生ばかりじゃありません!?
成績はいいのに、席にじっとしていられない子。
嘘をついて友達を振り回す子。
親が付き添わないと授業を受けられない子。
……今の小学1年生や、小学校低学年の教室は、
われわれ大人が抱いているより、ずっと「困った」状態らしい。
しかしそれらは日本の教育システムに対する子どもたちからの警告であり、
本当に深刻なのは、
子どもの可能性を閉ざしている大人社会ではないだろうか。
学びとは何か、成長とは何か。
保育・教育の第一人者である著者が、
現状をレポートし、新しい教育のあり方を提言する。
【目次】
はじめに――「怖い」子どもが増えている理由
一章 「自分がわからない」まま育つ怖さ
二章 もっと「怖い」日本の親たち
三章 「怖い」小学生をつくった日本の学校
四章 「小さな社会」が手応えをつくる
五章 一人ひとりに物語のある学びを