ポプラ文庫ピュアフル(309)
(P[し]2−2)百華後宮鬼譚
目立たず騒がず愛されず、下働きの娘は後宮の図書宮を目指す
鬼霊を視る才を持つ甜花は、後宮の図書宮で働く書仕になりたいと後宮に下働きとして潜入するが、陽湖妃の付き人に任命されて?
発売年月 |
2021年2月 |
ISBN |
978-4-591-16906-3 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
148mm x 105mm |
ページ数 |
301ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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定価 |
726円(本体660円) |
生まれつき鬼霊を視る才を持つ本好きな甜花は、元博物官でたくさんの蔵書を持つ祖父の死を看取った際、この書物を後宮の図書宮に入れたいと熱望する。そして自分はそこで働く書仕になりたい、と。そのため後宮に下働きとして潜り込むが、なぜか第九夫人の付き人に命じられてしまう。この魅力的な夫人、陽湖妃にはなにやら怪しげな秘密がありそうで――? やがて皇帝も鬼霊を視ていると気づいた矢先、後宮を巻き込む大事件が! 謎解き×あやかし、中華風後宮ファンタジー小説!
■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。『神様の子守はじめました。』シリーズ(コスミック出版)、『えんま様の忙しい49日間』(小学館キャラブン!)、『神様の用心棒』シリーズ(マイナビ出版)、『託児処の巫師さま』シリーズ(ポルタ文庫)、『明日、世界(キミ)が消える前に』(ポプラ社)などを手掛ける。SF、ミステリ、ホラー好き。