ポプラ文庫ピュアフル(640)
(P[ふ]4−7)この夏のこともどうせ忘れる
高3の塾の夏期合宿苦手な相手と同室になった圭人。眠れない夜、相手に秘密を知られて──。高校生の夏休みの二人を描く5篇。
発売年月 |
2019年7月 |
ISBN |
978-4-591-16343-6 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
148mm x 105mm |
ページ数 |
268ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
|
本の種類 |
文庫
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
704円(本体640円) |
二人の関係が、
変わった夏──
「英国幻視の少年たち」著者が綴る、高校生たちの長い一瞬。
高校三年、受験生の圭人は塾の夏季合宿に参加し、学校で同じクラスの香乃と同室になる。苦手なグループにいる相手を窮屈に感じていたが、眠れない夜を過ごすうち、圭人は香乃にある秘密を知られてしまう――「空と窒息」など書き下ろし5編。
夏休みという長い非日常、いつもと違う場所で出会い、交流する二人。暑さに眩む視界と思考の中で、変わっていく関係を描く。記憶に濃い影を落とすような青春小説。
〇空と窒息
〇昆虫標本
〇宵闇の山
〇生き残り
〇夏の直線
装画 絵津鼓