ポプラ文庫ピュアフル(91)
(P[に]2−3)林の中の家 仁木兄妹の事件簿
シャボテン・マニアの豪邸で留守を預かることになった仁木兄妹。深夜の怪しい電話がきっかけで、またも殺人事件に巻き込まれ――。【解説/新保博久】
発売年月 |
2011年1月 |
ISBN |
978-4-591-12063-7 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
148mm x 105mm |
ページ数 |
319ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
682円(本体620円) |
凸凹兄妹の名推理が冴えわたる好評シリーズ!
「日常会話のように気さくな文章で、ごまかしのない、ロジカルな推理
を組み立てるという難題を、仁木悦子ほど巧みにクリアした作家はい
ないだろう。なかでも本書はハイスペックな犯人当てパズルと、家族
再生のドラマが分かちがたく結びついた傑作。矛盾だらけの犯行現場
の謎を鮮やかに切り分け、真犯人の隠された動機をあぶり出すロジッ
クと伏線の美しさは、どれだけ時がたっても色褪せない。」
――法月綸太郎
シャボテン・マニアの豪邸で留守を預かることになった仁木兄妹。
深夜にかかってきた思いがけない電話で呼び出された二人は、
有名劇作家の自宅で起きた殺人事件に巻き込まれ――。
緻密に張り巡らされた伏線と鮮やかな推理、
凸凹兄妹探偵が醸しだすユーモラスな雰囲気が、
絶妙にブレンドされた傑作長編ミステリ。
著者自らが本作を語った「悠久のむかしのはなし」も特別収録し、待望の復刊。
〈解説・新保博久〉