一般書(473)
日本語界隈
日本語にモヤモヤしているふかわさんと気鋭の言語学者・川添愛さんが、日本語のユニークさを見直す対談集。
発売年月 |
2024年10月 |
ISBN |
978-4-591-18343-4 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
238ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
知識・教養
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定価 |
1,760円(本体1,600円) |
ちょっとした日本語の言い回しでモヤモヤしているふかわさんと
気鋭の言語学者・川添愛さんが、
「言語学」という枠を超えて、
日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。
●トマトトマトしている!?
●「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?
●「普通においしい」の「普通」って?
●「昼下がり」でなく、「昼上がり」なら情事はない?
●日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ
●「サボる」「ヤバい」の由来は?
●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い?
身近なのに意外とややこしい!?
繊細かつ頑固な「日本語」の素顔に迫る!
(目次より)
はじめに 24時間ファッションショー ふかわりょう
第一章 なぜ、日本人は曖昧を選ぶのか
起源についてのトラウマ
笑顔は言語?
チンパンジーは論理的?
カタカナ、ひらがなの誕生
日本人に、ジェスチャーはいらない?
海外のオノマトぺ
英語への嫉妬
日本人は目、欧米人は口
「わかってもらえる」という幻想
素敵な「曖昧」
「大丈夫」問題を考える
薄め上手な言葉たち
第二章 なぜ、秋だけが深まるのか
言葉が先か、ジェスチャーが先か
表現が生み出す「カテゴライズ」
民意が言葉を淘汰する
漫画表現からスタンダードへ
四季と日本語
虹は本当に七色か
忖度の悲哀
「こだわり」はもともとネガティブ
連帯意識が生み出す若者言葉
敬語は距離感
第三章 なぜ、口にしたくなる言葉があるのか
言葉は意思に反して出る
優秀なアタッチメント
日本人は四拍子がお好き
「〜しておきましょうか」はどっち?
ストップ・ズルい表現
ふかわのネタに潜む言語的ギミック
イカす邦題
英語の使役動詞にジェラシー
第四章 なぜ、感情むき出しの言葉は不快なのか
英語にもある曖昧表現
消えゆく方言
クチスタシーの威力
違和感だらけの気象用語
「かねます」問題
「たっきゅうびん」と「たくはいびん」
「レンチン」という発明
言葉は毎秒のクリエイティブ
思考を口から出すときは服を着せ
「笑える」と「おもしろい」は違う?
AIと人間のこれから
短編小説 「さえずりの沈黙」 ふかわりょう
おわりに 「言葉の巧みな使い手」と話したら 川添愛