一般書(138)
弱者の流儀
野村克也31の考え
弱きを知り、弱者として歩むことが、成功への最短距離である―。最後の名将・野村克也、今こそ読むべき集大成の人生論。
発売年月 |
2017年6月 |
ISBN |
978-4-591-15485-4 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
195mm x 136mm |
ページ数 |
207ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
自己啓発
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
弱きを知り、弱者として歩むことが、成功への最短距離である―。
最後の名将・野村克也、今こそ読むべき集大成の人生論。
「人は弱いから、結果を出せる」「私は間違いなく弱者だ。しかし、だからこそ勝負に勝つことができた」と語る著者の生き方・考え方の決定版がここに誕生。
経営者、リーダー、課長、はたまた新社会人……など全ビジネスパーソン必読の、弱くても最後に結果を出すための極意。
【本書の構成】
序 人は皆、弱き者
一 弱者の武器
二 弱者だから、勝てる
三 より成長するために
四 物事の本質を考える
五 弱者のリーダー論
六 弱者の経験をどう生かすか
七 人間力
・「自分が勝てる場所」を見つけることが活路を開く
・自己評価は甘い、他人の評価は正しい
・結果は自信をつけるもの。「結果が全て」では、本当の成長は見込めない
・「人を見て法を説け」。天才型と努力型の操縦法
・人は誰しも、何らかの可能性を持って生まれている
・リーダーの仕事は「準備」に限る。本番で何もしないのがいいリーダーの条件
・勝ったと思った瞬間が一番危ない。勝負の本質は「油断」「執念」
【プロフィール】
野村克也(のむら・かつや)
1935年京都府生まれ。京都府立峰山高校卒業。1954年、テスト生として南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)に入団。3年目でレギュラーに定着すると、以降、球界を代表する捕手として活躍。1970年からは選手兼任監督となり、その後、選手としてロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、西武ライオンズに移籍。1980年に45歳で現役を引退、野球評論家となる。27年間の現役生活では、1965年に戦後初の三冠王になったのをはじめ、MVP5回、本塁打王9回、打点王7回、首位打者1回、ベストナイン19回、ダイヤモンドグラブ賞1回などのタイトルを多数獲得した。1990年にはヤクルトスワローズの監督に就任し、1998年までの在任期間中に、4度のリーグ優勝、3度の日本一に導く。1999年から3年間、阪神タイガースの監督、2006年から4年間、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を歴任。楽天ではチームを初のクライマックスシリーズ出場に導く。2010年に再び野球評論家となり、現在、多方面で活躍中。著書に『野村ノート』『野村の遺言』『野村克也 野球論集成』『師弟』(宮本慎也との共著)など多数。