teens’ best selections(70)
真昼にも星が光ると知ったのは
夏鈴は電車の中で見かけた白杖の青年の行動が気になり、文句を言おうと話しかけたことから、交流が始まる。彼は盲ろう者だった。
| 発売年月 |
2025年10月 |
| ISBN |
978-4-591-18741-8 |
| 判型 |
四六変型判 |
| サイズ |
194mm x 126mm |
| ページ数 |
238ページ |
| 主な対象年齢・学年 |
小5
小6
中学
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| 本の種類 |
児童向け単行本
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| ジャンル |
児童読み物(国内)
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| 定価 |
1,760円(本体1,600円) |
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見えにくい困難をかかえる子どもたちを描いたヒット作
『きみの存在を意識する』著者の新作
自分の街に白杖の人がいるとは思っていなかった夏鈴が
知らなかった世界であらたな視線、意識を得て、変わっていく物語
* * * * *
夏鈴が電車で見かけた青年は、白杖を使っていたのに、席をゆずられたら、座ってスマホを見はじめた。詐欺? 文句を言おうと話しかけたことから、思わぬ交流が始まる。
夏鈴の祖母は、見えない・聞こえない・話せないヘレン・ケラーを「三重苦」だと言うけれど、盲ろう者だとわかった彼は、そんなふうには見えない。
一方、大好きな親友の茉白は、障害があると対等な友だちにはなれないと言い、夏鈴はその言葉に大きく動揺する。なぜなら──