ポプラ社小説新人賞出身の作家 寺地はるなさんが、令和2年度「咲くやこの花」賞(文芸その他部門)を受賞することが決まりました。
「咲くやこの花賞」とは、大阪市が、大阪の文化振興に貢献し、将来の大阪文化を担う若手芸術家に贈呈するものです。
▲寺地はるなさん (c)土居麻紀子
■贈呈理由
多くは生きづらさを抱えた人物を主人公に、「誰かの役に立たなくても、人は生きているだけで価値がある」というメッセージを込めた良質なエンターテインメント小説を手がけている。作家としての活動期間は5年ほどだが、年数冊のハイペースで新作を刊行し、『水を縫う』では、大阪を舞台に、その風景を織り交ぜながら「普通」と少し異なる家族のあり方をみずみずしく描いた。大きな文学賞の受賞はこれからだが、今後、さらに作家として飛躍していくことが期待される。
贈呈式は、2021年2月18日(木)18:30~ 大阪市中央公会堂にて行われる予定です。
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- 寺地 はるな
- 1977年、佐賀県生まれ。結婚を機に、大阪に移住。2012年、会社勤めの傍ら35歳から小説を書き始め、14年、『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞。2015年6月に単行本化され、作家デビューを果たす。20年、『夜が暗いとはかぎらない』で山本周五郎賞候補となった。他の著書に『ミナトホテルの裏庭には』、『月のぶどう』、『大人は泣かないと思っていた』、『水を縫う』、『彼女が天使でなくなる日』など多数。