2018年12月10日、あの事件から50年が経ちます。
日本で最も有名な窃盗事件であり、未解決事件―「府中三億円事件」。
世の中を騒然とさせた完全犯罪として未だに語り継がれ、この事件をモチーフとした映像・文学作品も多数制作されています。そんな50年目の節目に
『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』が小説投稿サイト
「小説家になろう」にて公開。読み口の瑞々しさ、文体の鮮やかさからたちまちネット上で話題となり800万PVを突破!
そしてこの度、ポプラ社から小説として刊行されます。
▲『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』ポスター
出版を記念して
ここでしか読めないプロローグ編『府中三億円事件の幕開け――少年Sとの出会い』が「小説家になろう」限定で公開中。この事件の本当の「引き金」が描かれています。
この冬、注目の一冊です!
ようやく心を決めました。この場を借りて、ひとつの告白をさせていただきます。
これは私の人生において最も大きい秘め事でございます。
そしてその秘匿は、今なおテレビや雑誌などで議論の対象となっているものであります。その真相をお話しします。
―府中三億円事件を計画、実行したのは私です。
おそらく、これまで多くの方が幾重に渡り考察してきたであろう事件。
通称「三億円事件」は私が行いました。
この文書は、その一部始終を書いたものです。
なぜ、この事件を起こしたのか。
なぜ、捕まることなく時効を迎えられたのか。
その後、私の人生はどうなったのか。
事の顛末すべてを、ここに書き記していく所存でございます。
(本文冒頭より)
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