ポプラ文庫 日本文学(397)
([さ]9−1)けものよろず診療お助け録
亥乃が出会った青年・勘八は、薩摩藩邸の「蓬山園」で獣医をしているというが……。心温まるお江戸の動物事件簿。
発売年月 |
2020年2月 |
ISBN |
978-4-591-16619-2 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
295ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
|
本の種類 |
文庫
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
770円(本体700円) |
<プロフィール>
1978年生まれ。埼玉県出身。2005年『時を編む者』でデビュー。著作に、『雲霞竜 奥羽草紙 風の章』、『燃えるサバンナ』、『はなたちばな亭らぷそでぃ』などがある。
<内容>
時は江戸。
母を亡くし、同心の父を支えながら気丈に生きる少女・亥乃が出会ったのは、比野勘八と名乗る青年。どこか挙動が不審だが、亥乃が抱えるウサギの不調をたちどころに見抜き、手当の方法を伝えてくれた。
勘八は薩摩藩の武士だが、前島津公が集めた様々な動物が暮らす「蓬山園」を管理しており、動物の知識は藩邸一だという。
噂を聞きつけた江戸町内のひとびとも、勘八の下に不調を抱えた動物たちを連れてくるが、その裏には色んな事件が隠れており……
もふもふ多め、心温まるお江戸の動物事件簿!