ポプラ文庫 日本文学(365)
([ま]7−1)サトミとアオゲラ探偵
小学生・サトミが持ち込む謎を、鳥たちがあっと驚く推理で解決! くすっと笑えて癒される、ユーモア本格ミステリー!
発売年月 |
2018年10月 |
ISBN |
978-4-591-16027-5 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
239ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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教科 |
国語
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定価 |
704円(本体640円) |
「基準にあてはまる人間なら、そのかぎりではないということだ」
「あてはまる人間って?」
「おおざっぱにいって、二つの条件がある」とアオゲラ、「ひとつには、子供か、大人であっても子供のような心の持ち主。もうひとつは、友達が少ないか、まったくいないということ」
転校生のサトミが森で出会ったのは、言葉を話すアオゲラとコゲラ。
サトミのまわりで起こった謎を、あっと驚く推理で解決する鳥たち。くすっと笑えて癒される、ユーモア本格ミステリー! 短編四編を収録。
第一話 「消えた井戸の謎」
狛犬の下に埋蔵金が隠されているという噂が流れる。その背景には思いもかけない事実が隠されていてーー。
第二話「出現した日傘の謎」
叔母さんの喫茶店に、突然出現した日傘。その理由とは――アオゲラ先生の論理的図式とサトミの名推理が光る。
第三話「腕時計とリススベリの謎」
学校で腕時計がなくなり、クラスメイトのスズキさんに嫌疑がかけられた……サトミに心を通わせる友人ができる?
第四話「振り子時計と蛇の謎」
叔母に黙って学校を休み、ある事件の解決に挑む。鳥たちに言葉を教えたという「世捨て人」と感動の再会も!