ポプラ文庫 日本文学(177)
([し]6−1)冬の童話
勇名を馳せる新興出版社社長・稲垣聖人。才能を持て余し虚無的に生きる女・名高そら。二人は運命的に出会い愛を育んでいくのだが・・・。落涙必至の純愛小説。
発売年月 |
2011年12月 |
ISBN |
978-4-591-12697-4 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
573ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
858円(本体780円) |
たとえ明日が世界の終わりであっても――。
大ベストセラー『天国への階段』、『竜の道』を凌駕する白川道の真骨頂!
暗い過去と孤独を糧に出版界でのし上がった男・稲垣聖人。
マスコミの寵児として生きる華やかな日々の中、理想と現実の挟間で疲弊していた。
大いなる才能と美しい心を持て余し虚無的に生きる女・名高そら。
ひたすら懸命に働かざるをえない慎ましやかな日々の中、夢などとうに捨てていた。
出逢うはずのなかった二人が運命的に出逢った冬の夜、あまりにも過酷な運命の歯車がまわりだす――。
人を愛したことがあるすべての人へ、
大人気ハードボイルド作家・白川道が満を持して贈る「永遠の愛のかたち」。
渾身の筆であぶり出された衝撃の結末に涙がとまらない、
一気に読めて一生のこる傑作が遂に文庫化。
第18回島清恋愛文学賞候補作!