一般書(386)
名もなき子
混濁し、困窮していく世界の中で、人が人として生きることの意味を問い直す社会派大作。
発売年月 |
2022年5月 |
ISBN |
978-4-591-17388-6 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 134mm |
ページ数 |
353ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,980円(本体1,800円) |
テレビ局に在籍し、ドキュメンタリー番組の制作を手がける美貴。ある日、高齢者施設で不審死が相次いでいるとの週刊誌の記事が目に留まる。その後、主要メディアや官邸に犯行声明が届く。書面には「何も生み出さない高齢者は『社会悪』だ」などと書かれていた。取材を進める美貴は、偶然の出来事から悟と名乗る青年とかかわるようになる。悟の生きてきた道程を知った美貴は、この国が抱える深い闇の存在に強い衝撃を受ける----。