一般書(273)
母さんは料理がへたすぎる
高校1年の山田龍一朗の仕事は、会社員の母と幼稚園に通う三つ子の妹たちのご飯をつくること。第1回「おいしい文学賞」受賞作!
発売年月 |
2020年1月 |
ISBN |
978-4-591-16585-0 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
310ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,760円(本体1,600円) |
<第1回 おいしい文学賞受賞作!>
父親をなくした後の日常や、お互いへの優しい眼差しなど、家族それぞれの等身大が描かれていて、とても魅力を感じました。
小川糸(作家・選考委員)
僕の名前は山田龍一朗。
今春、なんとか志望校に入学できた十五歳。
山田家の父親は三年前に事故で他界。会社勤めの母親と、幼稚園に通う三つ子の妹たちの面倒をみるのが龍一朗の役目。もともと料理は好きだけど……。それぞれつまづいたり、悩んだり、助けられたりしながら日々を刻んでいく山田家と龍一朗を、こまやかで確かな筆致で描いた青春と成長の物語。
未来が明るくておいしい。生きる力がわいてくる!
<もくじ>
母さんは料理がへたすぎる
ないないづくしの女王さま
待ちぼうけの幸せ
プレゼント
ウソつきたちの恋
春が生まれる
母さんの料理がへたすぎて
装画 くまおり純