一般書(228)
ばけばけ
春の宵、公園に集まった独居三老人は「まさか」の出来事に遭遇する。人生の味がする物語、熟成エンタテインメント小説。
発売年月 |
2018年12月 |
ISBN |
978-4-591-16122-7 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
195mm x 135mm |
ページ数 |
263ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
|
本の種類 |
単行本
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
1,650円(本体1,500円) |
氷室大造、75歳。妻に先立たれてから、楽しみといえば近所の公園で老人仲間と会うことくらい。このまま静かに人生の幕は閉じていくように思われたが、晩春のある夜、とんでもない「まさか」が起きる――。騙されることへの不思議な感覚、亡き妻への思い、罠を逆手にとる知恵。独居三老人が繰り広げる「詐欺」の物語は、ユーモアと切なさを漂わせつつ、ついに唖然とする結末を迎える。人生の味がする熟成エンタテインメント小説。