一般書(708)
ズッコケ中年三人組age45
三人組が6年生で山賊につかまったとき、脱出を手助けしてくれたまま行方知れずになった青年の兄という人がハチベエの店にたずねてきた。そして、事件が・・・。
発売年月 |
2010年12月 |
ISBN |
978-4-591-12218-1 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
195mm x 135mm |
ページ数 |
279ページ |
主な対象年齢・学年 |
小5
小6
中学
高校
一般
|
本の種類 |
単行本
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
1,100円(本体1,000円) |
ズッコケ三人組のひとり、ハチベエの家に見知らぬ男性がたずねてきた。そのひとは堀口と名のり、32年前に三人組を山賊の手から助けて行方不明になった大学生の兄だという。母が年を取って、しきりに弟に会いたがっているので、再び探すことにした。ついては当事者である三人組に手伝ってほしいとたずねてきたのだ。
ハチベエは、いま自分たちが生きてこうしていられるのも、堀口さんのお蔭と、早速、モーちゃん、ハカセを招集して探索にのりだした。
一方、ハカセはハカセで、陽子の恋のうわさに動揺する自分に、いまさらながら本心に向き合わざるを得なかった。
堀口さんの探索のほうははかばかしくなく誰もがあきらめかけたとき、三人組が遭遇した思いもよらぬ展開は!
前シリーズの読者でなくても、45歳になった三人組の少年時代の優しさと勇気、そしてなによりあつい友情に感動することだろう。