からだとこころのえほん(18)
わたしのくつ
新しいお花模様のくつ。汚れちゃうのがもったいなくて・・・。あたらしいくつがだんだんに自分のものになっていく過程を描く物語。
発売年月 |
2012年9月 |
ISBN |
978-4-591-13059-9 |
判型 |
B4変型判 |
サイズ |
246mm x 246mm |
ページ数 |
36ページ |
主な対象年齢・学年 |
3歳
4歳
5歳
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
創作絵本(国内)
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定価 |
1,430円(本体1,300円) |
『けんかのきもち』の著者、柴田愛子の最新作です。
今回も、実際にあった話です。
かおるが、ずっと、ほしかった、お花模様の靴を、おかあさんが買ってくれました。
この靴と一緒に、いっぱい、いっぱい、遊びたい、と思うのですが、
かおるは、なかなかいつものようには遊べません。
「だって、くつがよごれちゃったら、いやだもん」
この絵本の主人公、かおるを見ていると、
ものに心を通わせることの愛しさ、みたいなものを、思います。
どんなに気に入ったものでも、それが、本当に自分のものになるには、
それなりの時間が必要なのでしょう。
だんだんに近づいて、だんだんに「もの」と「気持ち」が合っていく。
そんな歯がゆいような心の動き。
なんだか、誰かと仲良しになるときと、似ているような気がします。
絵の、まるやまあやこは、これがはじめての単行本です。
毎日夕方から保育園で保育士の補助をしながら、子どもと数時間、過ごしています。