おばけ話絵本(5)
ばけねこ
いなくなった猫のタマは「ねこみみやま」にいると知り、父親が止めるのも聞かずに女の子は山へむかいます。そこで目にしたのは…
発売年月 |
2021年7月 |
ISBN |
978-4-591-17051-9 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
256mm x 221mm |
ページ数 |
32ページ |
主な対象年齢・学年 |
5歳
6歳
小1
小2
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
創作絵本(国内)
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定価 |
1,540円(本体1,400円) |
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昔々のお話です。ある女の子が可愛がっていた猫のタマがいなくなりました。父親によると、年をとった猫はみな、「ねこみみやま」に行って、最期の時をむかえるとのこと。ですが、ねこみみやまに行った者はだれも帰ってきません。だから行ってはならない、と言われた女の子ですが、どうしてもタマに会いたいと山へと向かいます。ですが、途中で霧がわいてきて、道に迷ってしまいました。こまっていると、一軒の家の灯りが見えました。助けを求めたそのお屋敷は…。
日本各地で語られる「ばけねこ」の伝承のなかから、子どもでも怖さを楽しめるものを絵本にしました。
ストーリーテラーとしても活躍する杉山亮さんによる、耳に心地いい語りと、アンマサコさんの超絶テクニックによる圧倒的な描写で、怖くもあり、おかしくもあり、ドキドキしながら、最後にはホッと安心できる作品です。