3月の最後の土日、東京が外出自粛になった。
大人だけならスマホいじったり、ゲームをしたり映画や本を読むこともできる。しかしちいさい子どもがいる家庭はなかなか大変だったのではないだろうか?
ちいさい子どもと一緒にずっと家ですごすことはむずかしい。
いかにこの土日をすごすか、いや、乗り越えるかを金曜日の朝から考えた。
朝ごはんと昼ごはんを息子と一緒につくり、おやつはドーナツを一緒につくった。YouTubeやAmazonプライムビデオ、おもちゃやお菓子、iPadやNintendoSwitch、お父さんのコレクションしてるモデルガンや工具箱まで総動員した。
夜ごはんの食材をスーパーに買い物をいくタイミングに、散歩をかねて家族ででかけた。街には人はほどんどいないのでスーパーが買い占めで混んでいるのか、自粛で空いているのかいまいち想像できなかったけど、混んでるでもなく、空いているでもなく日常とまったくかわらない普通の状態だった。
夜ごはんをまた一緒に息子とつくり、お風呂にはいって土日を乗り切った。子どもと乗り越えられるための道具をいろんなメーカーが開発して販売してくれるから、電気やガスや水道が安定しているから、大変だ大変だといいながらも土日は笑顔で乗り越えることができた。
スーパーで働いている人がいるから、流通現場で働いている人がいるから、そしてなによりも医療現場で働いている人がいるから安心して生活ができる。まだ気づいていないだけで、それぞれの現場で働く人のおかげで社会はなりたっている。きっと崩壊をしてもいい現場などないだろう。
そんななかで社会にたいして自分にできることはなんだろうと考える。こんな気持ちになったのは震災のとき以来だ。