梅田俊作・佳子の本(8)
あしたへのまわり道
えほん50・全国SLA絵本委員会選定(2024)
イクハルはいじめられているわけでも、勉強ができないわけでもないけれど時々学校に行きたくなくなる。この日も学校を休んで…
発売年月 |
2023年8月 |
ISBN |
978-4-591-17861-4 |
判型 |
B4変型判 |
サイズ |
246mm x 246mm |
ページ数 |
51ページ |
主な対象年齢・学年 |
小1
小2
小3
小4
小5
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
創作絵本(国内)
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定価 |
1,980円(本体1,800円) |
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イクハルは、勉強ができないわけでも、いじめられているわけでもないけれど、時々学校に行きたくなくなる。この日も学校をやすんであてどなく歩いてたどり着いた「アルデナイデ沼」。そこで被災地から祖母のところに身を寄せる女の子シュリにであい……。
イクハルが学校に行きたくなくなる理由は?
シュリが不登校になった理由は?
シュリが抱える悲しみとは?
イジメの加害者ヤラガセが抱える闇とは?
学校では学べない事、学校では出会えない人たち。
学校がすべてではない、学校の外に世界は広がっている。
一人ひとりの子どもたちが未来―あした―を生きる力を取り戻していく姿を描く。
著者のおひとり、梅田佳子先生は2020年12月に永眠されました。1997年に刊行した、夫である梅田俊作先生との共作『しらんぷり』は累計20万部のロングセラー。それ以来、全国各地で講演やワークショップを精力的に行い、「いじめ」に悩む親子との対話を続けてこられました。本作はそうした「いじめ」に端を発した子どもたちの葛藤と勇気を描き続けた著者夫婦の最後の共作となります。