一般書(427)
世界で最後の花
絵のついた寓話
なぜ人間は戦争を繰り返すのか? 1939年、第二次世界大戦開戦時に描かれた世界的ロングセラーを村上春樹の新訳で復刊。
発売年月 |
2023年6月 |
ISBN |
978-4-591-17810-2 |
判型 |
B4変型判 |
サイズ |
156mm x 231mm |
ページ数 |
111ページ |
主な対象年齢・学年 |
小1
小2
小3
小4
小5
小6
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
翻訳
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教科 |
国際理解
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定価 |
1,760円(本体1,600円) |
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なぜ人間は戦争を繰り返すのか?
わたしたちは戦争のない未来をつくることができるのか?
雑誌『ニューヨーカー』で活躍した著者が、第二次世界大戦開戦時に戦争のない未来を願って描いた名著を、村上春樹の新訳で復刊。
戦争が起こってしまう「今」を生きるわたしたちに託された平和への願い。
大人から子どもまで読める、戦争を考える本。
【内容紹介】
第十二次世界大戦が起きた世界。文明は破壊され、町も都市も、森も林も消え去った。残された人間たちは、ただそのへんに座りこむだけの存在になってしまった。ある日、ひとりの若い娘がたまたま世界に残った最後の花を見つけます。その花をひとりの若い男と一緒に育てはじめます。すると……。
【ニューヨーク・タイムズ紙絶賛!】
「戦争に関する作品のなかで、最もシリアスで、最も皮肉とユーモアを感じる一冊である」
【村上春樹氏による訳者あとがきも収録】
世界では今でも、この現在も、残酷な血なまぐさい戦争が続いています。いっこうに収まる気配はありません。それはあとになったら、当事者の将軍たちでさえ「何のための戦争だったかもう思い出せない」ような戦争であるかもしれません。そんな中で「世界で最後の花」を守るために、多くの人が力を合わせています。この本も、そんなひとつの力になるといいのですが。(「訳者あとがき」より抜粋)