教育現場で信頼される『総合百科事典ポプラディア第三版』の導入事例を紹介します
全国の小・中・高等学校や公共図書館でも採用され、国語教科書「百科事典の使い方」単元でも紹介されるオンリーワンのこども向け総合百科事典「ポプラディア」。こどもたちの生きる力を育むことを目指し、「学ぶ楽しさ」が体験できる工夫を随所に凝らした『総合百科事典ポプラディア第三版』が2021年11月17日(水)に発売になりました。
10年振りの大改訂とあって、全国各地の自治体・図書館からの一括採用も続々届き、発売前に多くの予約注文がありました。そのなかで、教育関係者・図書館担当者の方々からの百科事典に関するコメントもいただいております。その一部をこちらでも紹介していきます。第3弾は、小学校3年生の授業で「ポプラディア」の使い方を取り入れている、亀山市教育委員会の事例です。
亀山市役所外観(写真提供:亀山市教育委員会)
1)百科事典の意義や必要性について、重視されたポイントはどこでしょうか?
百科事典は、できるだけ新しいものが必要だと思っています。刊行から10年以上が経つと、こどもたちが調べたい項目が掲載されていないことが増え、定義やデータの数値の更新も不可欠になると思うからです。
また、紙の百科事典が使えることは、基本です。インターネット検索など、電子データで入力するとすぐに解説文が出てくることに慣れてしまうと、資料活用能力が育たないのではと危惧しています。近い将来、小学生でもあらゆることが電子データで検索できるような環境が整うとは思いますが、紙の書物での調べ学習は、必要です。百科事典の使い方は、教科書では小学校4年生で取り扱われていますが、本市では小学校3年生で学んでいます。今後、小学校2年生から百科事典の使い方を学ぶようにして、小さなころから国語辞典・百科事典を使いこなせるようにしていかなければならないと考えているところです。
2)これまでの自治体内での百科事典の活用事例や、現場での反応や声をお聞かせください
市内で統一して小学校3年生で「ポプラディア」の使い方を授業で採用するようになってから、「調べ学習は、まずポプラディア」を合い言葉に活用が進みました。小学生にも調べやすくて、調べたいことがすぐに分かると、先生はもとより、こどもたちからの声も多く聞いています。「ポプラディア新訂版」が出版されてから年数が経つので、次の版はいつ出るのか心待ちにしてきました。
回答協力:亀山市教育委員会
※回答いただいたアンケートをもとに、再構成しています。
より低年齢から紙の百科事典と触れ合う授業を取り入れるなか、「ポプラディア」を採用いただいています。小学校低学年のこどもたちも調べやすい「ポプラディア」。百科事典の入り口としても活躍中です。
百科事典活用の研修については、対面やオンラインでの研修、動画や指導案、ワークシートの提供など、これからも引き続き行っていく予定です。詳細が決まりましたら「Hello!ポプラディア」からご案内していきます。「ポプラディア第三版」対応の新ワークシート、「ポプラディア新訂版」対応の「ひらけ!知のトビラ」等は「Hello!ポプラディア」の「ダウンロード素材」コーナーをご活用ください。
これからも百科事典の意義や魅力を発信していきたいと思いますので、自治体や図書館、教育関係者の方々からもコメントや事例等をお知らせください。「総合百科事典ポプラディア」活用ナビ「Hello!ポプラディア」では、活用事例の投稿コーナーをご用意しています。皆様の参加をお待ちしています。
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