ポプラ新書(74)
(074)わが遺言
勝負の鬼が辿りついた50の境地
稀代の雀士として「20年間無敗」などの伝説を残し、破天荒な生きざまや思想で多くの人を心酔させてきた著者がこの世に遺す教え。
発売年月 |
2015年12月 |
ISBN |
978-4-591-14768-9 |
判型 |
B6変型判 |
サイズ |
172mm x 109mm |
ページ数 |
190ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
新書
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ジャンル |
知識・教養
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定価 |
858円(本体780円) |
●「問い」が見つかれば答えはいらない
●目標を持つから、人は自由でいられなくなる
●「生きる意味」を考えることを止める
●誰もが悪事に加担している
●下の者こそ敬う
●リーダーの資質とは「自責の覚悟」
●「すみません」で終わると、「すみません」は繰り返される
●人間の本質は思想より、動作に表れる
……など50の「遺言」と解説。
稀代の雀士として
「20年間無敗」など数々の伝説を残し、
その破天荒な生きざまや思想そのもので
多くの人を心酔させてきた著者が
この世に遺す教え。
その凄まじい半生から生まれた言葉を
50の「遺言」としてまとめる。
そこからは、運、勝負勘、駆け引きの秘訣から
独自の死生観までもが熱く伝わってくる。
自分の中に「答え」はある。
この世には、自分にしかできないことがある。
「なぜ生きるのか?」と考える前に
それを自覚せよ。
****
(まえがきより)
本書の中で詳しく述べるが、
今まで持っていたものを
どんどん失っているのが
嘘偽りのない、
私の現状、今の姿である。
あれもこれも失い、
「捨てるもの、失うものはもうないよ」
となった時、
人は最期を迎えるのだろう。
どんな生き物にも必ず訪れる最期。
そして私にとってのその時はもう、
間近に迫っているような気もする。
では、授けるものが何もないという私が、
本書でみなさんに一体何を伝えようとしているのか。
それは、私自身もよく分かっていないので、
本書をご一読いただき、
みなさんに判断していただく他ない。
確かなことは、
この本には72歳となった「今の雀鬼」が
存在しているということ。
そこから、
読者のみなさんそれぞれに
何かを感じ取っていただければ、
私はそれで十分である。