調べ学習や進路学習の大定番『職場体験完全ガイド』シリーズ第11期は、企業で働く人たちの職場を紹介する「会社員編」。61巻は「ものをつくる会社」として、コクヨ、ヤマハ、コロナ、京セラと、4社の会社員に取材しました。職場のようすから、やりがい、苦労、会社の求める人物像まで、多くの写真や図版で、ていねいに解説。子どもたちの「知りたい」に応えます！

「会社員編」となったことで、ひとりでする仕事もあれば、部署内で協力したり部署間で連携したりする仕事もある、というように働く人たちの日常がよりリアルに見えるようになりました。『職場体験』シリーズの特徴である「仕事紹介」や各種インタビュー、「一日紹介」ページはそのままに、どんな会社なのか、会社の魅力を1ページに凝縮した会社紹介ページや、各社の人事担当者が登場する「こんな人と働きたい！」ページなど、進路学習に役立つページが大充実です！

〈61巻のおもな内容〉
コクヨ（コクヨ株式会社）では、おもにノートの商品開発を行う方を取材しました。子どもたちにもなじみ深い「キャンパスノート」をはじめ、文房具の新商品づくりは、どのように進められるのか。一つひとつの商品にたくさんの人がかかわり、いろいろな人の想いがこめられていることがわかります。

ヤマハ（ヤマハ株式会社）では、人事部で社員の教育や異動にたずさわる方を取材しました。人事や総務というように、会社には社内で働く人のために仕事をしている人もいます。仲間のためにする仕事とは、どういったものなのか。楽器や音楽教室を運営する会社が、多様な価値観を大切にしていることがわかります。

コロナ（株式会社コロナ）では、新潟県三条市にある工場で、「工程設計」にたずさわる方を取材しました。工場で製品をつくるには、効率よく生産する方法を考える「工程設計」という仕事が欠かせません。生産現場では、正確に、安全にものづくりをするために、たくさんのくふうがなされていることがわかります。

京セラ（京セラ株式会社）では、かたくて熱に強く電気をとおさない「ファインセラミックス」という素材を使ったキッチン用品の企画を担当する方を取材しました。使う人をしあわせにする商品、その裏には、安全性やデザイン性、耐久性など多くのことクリアしていく地道な工程があったことに気づかされます。

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