本はともだち♪(18)
ぼくは おじいちゃんの おにいちゃん
いっしょにくらすことになったおじいちゃんが、ぼくのことを「おにいちゃん」とよんだ。どうして? ぼくはまごのカイトだよ!
発売年月 |
2020年4月 |
ISBN |
978-4-591-16625-3 |
判型 |
A5判 |
サイズ |
216mm x 155mm |
ページ数 |
63ページ |
主な対象年齢・学年 |
小1
小2
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
児童読み物(国内)
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定価 |
1,100円(本体1,000円) |
夏休み、遠い町から、おじいちゃんがカイトの家族とくらすためにやってきた。ところが、おじいちゃんはカイトのことを「まもるにいちゃん」とよんだ。それは、7歳で亡くなったおじいちゃんのお兄さんの名前だった。
やさしかったおじいちゃんなのに、子どものようにないたり、おふろに入ろうとしなかったりして、娘であるカイトのお母さんを困らせ、カイトはおじいちゃんの世話をたのまれる。
そんなある日、庭でスズメたちが砂あびをする姿を見たことをきっかけに、カイトとおじいちゃんは、いっしょにおふろに入ることになるが……。
年老いた祖父の変化にとまどい、ショックを受けたり反発しながらも、ともに日々をすごす中で、現在の祖父を徐々に受け入れ、心をよりそわせていく1年生の男の子の姿を描いた幼年童話。主人公の男の子の視点から語られる文章と、おおらかなタッチの絵が、あたたかな感動と共感を呼びます。