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『くまくまちゃん、たびにでる』英語版 Kirkus賞受賞!

くまくまちゃん「ありがとう」イラスト

 絵本『Kuma-Kuma Chan's Travels』(日本語版タイトル『くまくまちゃん、たびにでる』2017年1月刊)」がアメリカの老舗書評誌カーカス・レビューによる文学賞「The Kirkus Prize(カーカス賞)」のThe Best Picture Books of 2017(児童書部門)の75タイトルの中の1冊に選ばれました!(11/20発表)

★Kirkus賞のHPはこちら
★『Kuma-Kuma Chan's Travels』のページはこちら

Kirkus Review誌の書評をご紹介いたします。



◯Kuma-Kuma Chan continues in his life of peaceful solitude, even when he travels.

Fans of Takahashi’s little bear may be surprised when they think of this meditative character on the go, but in keeping with his usual contemplativeness, his travels are in his mind. He thinks about, dreams about, and writes about great adventures—even ones in which he’s a tiger or he goes back in time—without leaving the comfort of his little house in the mountains. The narrator (depicted from behind as an adult man) confides in readers that Kuma-Kuma Chan sends him travel notes but he can’t read them because the bear writes fast and messily, so he has to imagine how his travels are going. But he tells readers about Kuma-Kuma Chan’s travels in a satisfyingly repetitive rhythm of big, exciting adventures that he then humorously reframes in a much smaller and calmer setting. The illustrations are wonderful simplified shapes and are done in sweet pastels that visually reinforce the quiet world of this charming little bear. Though it’s the third book in the series, it stands alone, but it’s a great reason to check out the other two.

A delightful, engaging book for a broad audience, an effective form of stress reduction, and a catalyst for readers’ own imaginary travels—all in an irresistibly wee package. (Picture book. 5-10)

◯くまくまちゃんは、旅にでるときすら、平和で独りぼっちの時間を送り続ける

高橋の小さなくまを愛する読者は、この瞑想好きの主人公が今回忙しく動いていることに驚くかもしれない。しかし、いつもの彼の瞑想のごとく、旅は頭の中で起きている。くまくまちゃんは、すてきな冒険について考え、夢見て、手紙を書く。ときには、トラになったり、時間をさかのぼったりする。山にある、小さな自宅の居心地の良さはなくても。
語り手(大人の男性だと思われる)が、読者にこっそり伝えるところによると、くまくまちゃんは語り手の彼に、旅のメモを残してくれたが、くまの字は書きなぐったように汚くて読めない。くまくまちゃんの旅がどうなるのか、想像するしかないが、心地よいくりかえしのリズムで、ワクワクする壮大な旅は語られ、今までより小さくて静かな設定での旅にユーモアが加えられた。イラストは、シンプルな形で素晴らしく、綺麗なパステルカラーは、この可愛らしい小さなくまの静かな世界をより強調してくれる。シリーズ3巻目となるが、単行本のような存在感だ。もちろん、本作をきっかけに、既刊2冊もぜひ読んで頂きたい。

幅広い読者にむけて、ストレスを効果的に減らし、想像の旅へと促し、夢中にさせてくれる、抗えないほど小さくて、素敵な絵本だ。(絵本、5歳から10歳)



英語版と日本語版の表紙。実はイラストが別バージョンなんです。
英語版と日本語版の表紙。実はイラストが別バージョンなんです。

英語版と日本語版の同じ場面です。
英語版と日本語版の同じ場面です。


「くまくまちゃん」シリーズは、全部で3冊。NY・パリ・ロンドンでもひそかなブーム。子どもから大人まで、みんなの疲れたこころを癒す、小さくてかわいい絵本。クリスマスや大切な人へのプレゼントにおすすめです。


プロフィール

高橋和枝 (タカハシカズエ)
1971年、神奈川県生まれ。東京学芸大学卒業。イラストレーター、絵本作家。2001年、『くまくまちゃん』(ポプラ社)で絵本作家デビュー。絵本作品に、『にゃーこちゃん』(ブロンズ新社)、『りすでんわ』(白泉社)、『くまのこのとしこし』(講談社)、『もりのだるまさんかぞく』(教育画劇)、『あめのひのくまちゃん』(アリス館)のほか、さし絵の作品も多数ある。

高橋和枝さんHP クマネコ日記

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