このたびは『ポプラ社 2020 全国学校図書館POPコンテスト』にご参加いただきまして、ありがとうございました。
新型コロナウィルスの影響もある中、644校から、24,862枚もの応募をいただきました。
そのなかから、入賞作として11部門・44作品を本コンテストのアドバイザーである“ POP王 “こと内田剛さんとともに選びました。
子どもたちの創意工夫と、「本が好き!」という熱い思いがつまった作品と、教員・学校司書の全力の作品をぜひごらんください。
全体の構成やキャッチなど、とにかくバランスが完璧です!トータルでの完成度の高さ、書店の店頭でも今すぐに使えるような作品たちだと感じます。「この本を読んでみたいな」と心から。感じる4点を選びました。
本を読んで感じた気持ちがぎゅっと詰め込まれています。楽しんで作っている様子がストレートに伝わってくる、本と出会ったドラマを感じさせる、そんな4作品を選びました。
今年度もご応募いただいたPOPにすべて目を通していますが、中でも特に「きっとこの本を心から楽しんでいたんだな」「とにかく楽しみながらこのPOPを作ったんだな」と強く感じさせてくれる作品を4点選びました。
「本当にこの本が好きなんだな」というのがとてもよく伝わります。うまいことはもちろんですが、愛が、気持ちがこもっているところが、人を立ち止まらせるんだな、と改めて感じさせてくれた作品を選びました。
その本が持っている魅力や思いをとても上手に引き出しています。自分の中で本の内容をしっかり理解して、それを表現しています。どれも魅力的で、心から「この本を読んでみたい!」と思わせる作品を選びました。
見ての通り、衝撃的な4作品です。この作品を見たら、足を止めずにはいられません。どの作品も色々な方法で、見る者に大きなインパクトを感じさせるくふうが凝らされています。
「言葉の持つ力」をストレートに感じさせます。意外性があるキャッチコピーや強烈なパワーワードで、ついつい興味が湧いて、立ち止まってしまいます。言葉の強さを、改めて感じます。
本当にイラストが素敵な4作品です。絵の素晴らしさだけではなく、本を読んで感じたものを、自分自身のセンスでPOPに表現しているからこそ、とても魅力的で、見る者に本を読みたくさせる作品です。
作っている子供たちが実際におもしろがっていることがよく伝わってきます。「溢れる思いをどんどんPOPに表現したい!」そんな強い気持ちがPOPにも溢れ、見る人を楽しくさせてくれる、そんなPOPです。
本当に皆さんのくふうがよく表われています。素敵なアイデアが目を止めて、足を止まらせます。見るだけではなく、触ることでさらにその魅力が感じられるPOPもあり、とても驚きました。POPそのもので、見る側をワクワクさせてくれます。
賞の名前の通り「大人の全力」、今年はそれ以上のものが表現されていると感じました。作品の魅力やポイントを的確に押さえている、パーフェクトな作品です。児童・生徒の皆さんにもおおいに真似していただきたいですね。
POP1枚1枚に込められた熱い思いや、愛、楽しみがこんなにたくさん詰まっているんだな、と心から感じ、涙が出るほど感動しました。24,862枚のPOP、それぞれにとても新鮮な視点がたくさんあり、感心しました。一生懸命書いてくれたPOPは、作品の著者、出版社、書店、本に関わる全ての人がよろこぶものではないでしょうか。
今回47都道府県すべてからご応募があり、全国の学校で浸透しています。この活動をもっともっと繋げて広げて、育てていければと思います。
最後に、事務局からご報告があります。
ポプラ社 2021学校図書館POPコンテスト(仮) 開催決定!!
詳細は"ポプラ社 図書館部 学びの編集室"Twitter(@poplar_toshokan)や、POPコンテスト特設サイトで発表予定です。
★Twitter(@poplar_toshokan)はこちら>>>