〔レポートNo.25-1〕
【子そだちの森】は2017年4月、3年目のスタートを切ることが出来ました。その記念すべき第25回の講師は、小児科医 小西行郎先生。先生は「日本赤ちゃん学会」を創設し、現在は理事長を務められています。この「赤ちゃん学」の“赤ちゃん”とは「ヒトのはじまり」の象徴。ですからこの学問は、生命の源流からたくさんの変化を経る人の生涯を読み解くために様々な分野の科学的データを融合させるものです。今回はママ向けにその一部をご紹介いただきました。例えば、胎児の行動と新生児の行動は連続しているという話。赤ちゃんがお腹の中で忙しくしている様子(あくびをする、ハイハイのような動きをする、歩くように足を動かす等)や胎児期に表情があることなどを説明され、ママ達はとても驚いていました。その他、乳児期の睡眠についても興味を持たれた方が多かったです。親の生活リズムが共働きなどで夜型になり子どもの就寝時間も遅くなっているが、子どもの成長にとって睡眠のリズムや時間が健やかな成長に大きく影響するそうです。これには質問が殺到していました。研究から分かってきた子どもたちの“育つチカラ”を知ることで、毎日の子育てに楽しい発見がうまれたり、子どもの気づきに関わることの大切さを実感していただけたようでした。
次回は5月24日(水)
「ママの手は気持ちイイ♪ふれあいで育つ親子のつながり」(助産師 平尾時栄さん)。6月のテーマまでご案内中。
詳細はコチラ↓
http://www.poplar.co.jp/info/event/009463.html
では、参加者が寄せて下さったお声の中から感想をご紹介させて頂きます。
☆楽しく過ごせました。ありがとうございました。
(東京都新宿区在住・4ヶ月のお子さんのママ)
☆「もっと気楽に育児に取り組めばいいんだよ」というメッセージがとても伝わりました。素敵な優しい先生で、もっと少人数でお話を聞けたらより良かったかもしれません。睡眠の質の向上に努めます。ありがとうございました。
(東京都新宿区在住・10ヶ月のお子さんのママ)
☆睡眠の大切さを改めて確認できました。
(東京都新宿区在住・5ヶ月のお子さんのママ)
☆時間があっという間に過ぎてしまったように感じました。もう少し色々と深く聞きたかった。初めての子育てで気負いすぎていた面があると思うが、情報が溢れていて振り回されてしまう。
(東京都中野区在住のママ)
☆1歳過ぎたら保育園に入れるというお言葉が嬉しかったです。保育園に入れたことは、扱いづらい年齢になってきてタイミングも良かったと思っているのですが、少し罪悪感もあったので。
(東京都新宿区在住・1歳4ヶ月のお子さんのママ)
☆医学的にいろいろと子育てについて教えていただき勉強になりました。睡眠の大切さ実感いたしました。
(東京都杉並区在住・1歳5ヶ月のお子さんのママ)
☆早期教育等、何かしてあげなくてはと焦っていましたが、先生のお話を聞いて焦らなくていいのだと安心できました。
(東京都新宿区在住・1歳5ヶ月のお子さんのママ)
☆子どもとの接し方の実践、参考になりました。早く知りたかったことばかりでした。
(東京都大田区在住・1歳6ヶ月のお子さんのママ)
☆保育園に入れて、母子で一緒に過ごす時間が少なくなる事を心配していましたが、子どもの環境や自分の時間を大切にすることになるというお話を聞き、とても安心できました。
(東京都武蔵野市在住・1歳6ヶ月のお子さんのママ)
☆先生の本を何冊か持っていましたので、大変興味深く聞かせていただきました。
(東京都新宿区在住・1歳9ヶ月のお子さんのママ)