土用の丑の日だったので、スーパーで鰻をかった。中国産の鰻が一尾1980円で国産の鰻が2980円だった。
正直なところぼくにはあまり違いがわからない。鰻は炭火なのかガスなのか、焼き方のほうが違いがあるように感じる。ぼくは三河地方で食べる鰻がいちばん好きだ。
鰻コーナーでどれにしようかすこし悩んでいると「これ、かならず水道水で一度洗ってタレを落としてください、そして水を拭きとって酒をぬって魚焼きグリルですこし焼いてください、あとは市販のタレをかければ、すごく美味しくなりますよ。」とおじさんからアドバイスされた。
なにこのおっさん!?ここはアメリカのスーパーか?とおもわずビビっていたら「さいしょについてるタレはねぇ、色づきをよくみせるためと、焼きを誤魔化すためと、保存料なんだよ。」とつづけてアドバイスしてくる。
こちらもスーパーの鰻うんちくに感心していると、おじさんは最後に「いつもTwitterみてますよ、応援してます。」と声をかけてくれた。あぁ、そうなんだ。ありがたい。
街中で声をかけられることがおおくなった。最初は知らない人に声をかけられると、どっかで会った人だっけ?と戸惑うこともあったけど、そういうことにもだんだんと慣れてきた。
だんだんと慣れすぎて、ホテルでチェックインするとにフロントの人に「こちらにサインをお願いします。」といわれて「お名前は?」と聞き返してしてしまったこともある。ホテルマンは「は?」という顔をしていた。やはり慣れすぎるのはよくない。
おじさんのアドバイスどおりに、鰻のタレを水道水でおとして、酒をかけてからグリルで焼いて、市販のタレをかけると、たしかに美味しくなった。というかかなり美味しくなった。
おじさんありがとう。またスーパーでみかけたら声かけてね。