新型コロナウイルスが世間を騒がせている。
会った人だけでなく、見知らぬ人からもDMなどで気をつけてくださいってお声をかけてもらうのだけど、免疫力が抜群に落ちている血液ガンの患者だ。気をつけていないわけがない。
病気になってから自分が風邪やインフルエンザ、肺炎や食中毒で死ぬ可能性がグッと高くなったことを自覚した。
健康なころは風邪であれば2日も休んでいれば回復していたけど、いまでは10日ぐらい体調がわるくなる。高齢者とそうかわらない。免疫力が落ちるということはそういうことなのだ。
感染症にかかりたくなければ、滅菌室みたいなところに閉じこもってベリーヴェルダンなステーキを食べるのも手段なんだけど、いきたい場所だって会いたい人だっている。それにぼくはステーキの焼き具合はレアが好きだ。
ちょっとマニアックな注文をするとレアよりもさらに火を通さないブルーレアが好きなんだけど、そもそもあまり知られていないのとぼくの滑舌の悪さが重なって、ベリーレアと聞き間違えられて、よく焼いたレアのステーキが来たことがあってからもう注文をしていない。
ステーキの話はいいとして、いままでになんども感染症にかかってきた。今シーズンだけで3回もインフルエンザの検査をしている。そのたびに陰性なんだけど、鼻にえげつない綿棒みたいな検査キットを、脳みそにタッチしてるんじゃないかってぐらい突っ込まれるのでなかなかつらい。
新型コロナウイルスの感染防止の影響でインフルエンザの患者が今年は激減したそうだ。社会にいるおおくの人が感染症にならないように気をつけてくれるから、ぼくも感染のリスクがさがる。
ぼくはインフルエンザの予防接種をしてもそもそも免疫力がさがっているので効果は望めない、だからインフルエンザが流行する時期は脅威を感じつつ気をつけつつも、寿司やら生牡蠣やレアのステーキを食べてしまう。冬は食事が美味しいのだ。