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私たちが、この本をつくるきっかけになったのは、メディアでたびたび目にする子どもたちのニュースでした。いじめをはじめとする子どもたちの暴力、殺人、自殺。それらの報道に触れるたび、子を持つひとりの親として胸が痛みました。なんとか解決する術はないか。そんな議論から、このプロジェクトは始まったのです。相手の立場になって考えること、他者を思いやること、そして必ずしも答えはひとつではないこと。そんな多様な視点で物事を判断するチカラが、いまの子どもたちから減ってきているのではないかと考え、この「どう解く?」が生まれました。大人でも答えを出すのが難しいたくさんの問題。考えて、考えて、考えて、出した答えをみんなで話しあう。その姿勢が、本当の意味での学びにつながると思うのです。もちろん、答えがでないのも、ひとつの答え。問い自体に疑問を持つのも、ひとつの答えだと思うのです。この本が少しでも子どもたちの考える一助になればと思います。 山﨑 博司・木村 洋・二澤平 治仁私たちが、この本をつくるきっかけになったのは、メディアでたびたび目にする子どもたちのニュースでした。いじめをはじめとする子どもたちの暴力、殺人、自殺。それらの報道に触れるたび、子を持つひとりの親として胸が痛みました。なんとか解決する術はないか。そんな議論から、このプロジェクトは始まったのです。相手の立場になって考えること、他者を思いやること、そして必ずしも答えはひとつではないこと。そんな多様な視点で物事を判断するチカラが、いまの子どもたちから減ってきているのではないかと考え、この「どう解く?」が生まれました。大人でも答えを出すのが難しいたくさんの問題。考えて、考えて、考えて、出した答えをみんなで話しあう。その姿勢が、本当の意味での学びにつながると思うのです。もちろん、答えがでないのも、ひとつの答え。問い自体に疑問を持つのも、ひとつの答えだと思うのです。この本が少しでも子どもたちの考える一助になればと思います。 山﨑 博司・木村 洋・二澤平 治仁