〔レポートNo.17-3〕
2016年度より、【子そだちの森】の詳しいセミナー内容をレポートで発信して参ります。
会場にお越しになるのが難しい方や様々な理由でご出席が難しい方々にも、この会の共有できる情報はご提供したいと考え、セミナー内容を文字として情報発信する事に致しました。
ご参加頂くと、先生やご参加者との関わり等の良さがございますが、それは機会が出来た時に。
<今、出来ること>を大切に一歩踏み出して下されば嬉しいです。
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「子育ちサロンmarukoの部屋」を主催する助産師の平尾時栄さんにお話しを伺いました。日頃から大切にしていらっしゃるのは「絵本とふれあい、わらべうたのある生活」とのこと。ご講演を前編・後編に分けてお届けいたします。今回は<後編>です。
- 平尾時栄 さん (ひらお ときえ さん)
- 助産師新宿御苑そばで「子育ちサロンmarukoの部屋」を主催。人気の講座ベビーマッサージ、わらべうたの会の他、母乳相談や、新生児訪問等を通して、大切に しているのは「絵本とふれあい、わらべうたのある生活」。港区・千代田区などでは、子育て・家族支援者養成講座を担当するなど精力的に活動中。
<後 編>
【寝起きすっきりの手当て】
大きくなってきているお子さん、朝寝起きのときにおすすめのマッサージをご紹介します。寝室にあるタオルケットなどで寝起きの子どもをぐるりとくるんで「お芋掘りごろごろ遊び」です。歌いながら身体を触ってあげる、わらべうたとふれあいのコンビです。
お子さんの体を「お芋ほりごろごろ」と歌いながら、タオルケットから引っ張りだすようなかんじで引き出す間に、「ごしごしごしごし」と足下から心臓の方向にむかって体を触ります。こすってあげるのは、いわば乾布摩擦ですね。このときも、お子さんがどこを触られるのが気持ちがいいのかよく見てくださいね。
これを何度も繰り返してあげると、朝、しっかり目が覚めてきます。毎日の楽しみにもなるかもしれませんね。「お芋掘りごろごろ」は本などにも載っていますが、自作でやっていただいてもまったく構いません。とにかく体を毎日触ってあげることは、とっても大切ですね。
【手当てをして癒されるのは、実は母親のほう】
触れてあげるというのはとても大事です。オキシトシンというホルモンがあるのですが、愛情ホルモンとも呼ばれるものですが、これが出てくることがわかっています。お子さんのためにしているつもりでも、お母さん自身も癒されているということをおぼえていてほしいです。お子さんたちが気持ちよく触ってもらうということももちろん大事ですが、お母さんが気持ちよく触ってあげられるということも大事なんですね。声をかけたりするのも大事ですね。アイコンタクトもとれます。目と目を合わせることですね。アイコンタクトをとっていると、オキシトシンの分泌の量も増えることがわかっています。
【ママは子どものセラピスト】
わたしは、「ママは子どものセラピスト」だというふうに思っています。お子さんの機嫌が悪かったり、風邪をひいて体調を崩したり、日々の生活の中にはいろいろなことがあると思いますが、お母さんが関わることで、お子さんの調子が良くなることはとても多いと思います。お母さんの役割って大きいですね。
ママはほんとうに大変ですが、子どもは可愛いし、楽しいこともたくさんあります。きっとこれまでのお母さんたちもみんなそう思いながら子育てをしてきたと思います。それを知ってもらえたら、少し気が楽になって、子育てをしていってもらえるんじゃないかなと思います。
12月までのテーマのご紹介。
詳細はコチラ↓
http://www.poplar.co.jp/info/event/009463.html
では、ご参加者がアンケートに寄せて下さったお声の中から今回はママの<子育てについて今一番興味のある事>をご紹介させて頂きます。
☆知育、音楽。
(東京都中野区在住・3ヶ月のお子さんのママ)
☆離乳食。
(東京都中野区在住・5ヶ月のお子さんのママ)
☆抱っことおんぶ。
(東京都北区在住5ヶ月のお子さんのママ)
☆離乳食。まもなく開始する予定なので。
(東京都中野区在住・6ヶ月のお子さんのママ)
☆離乳食。
(東京都新宿区在住・6ヶ月のお子さんのママ)
☆離乳食。
(東京都新宿区在住・6ヶ月のお子さんのママ)
☆離乳食。
(東京都新宿区在住・7ヶ月のお子さんのママ)
☆離乳食。
(東京都新宿区在住・7ヶ月のお子さんのママ)
☆育脳。
(東京都新宿区在住・7ヶ月のお子さんのママ)
☆ごはん。
(東京都新宿区在住・8ヶ月のお子さんのママ)
☆食事。教育(英語etc.)
(東京都世田谷区在住・8ヶ月のお子さんのママ)
☆遊び場所。
(東京都大田区在住・11ヶ月のお子さんのママ)