『本でした』 ヨシタケシンスケ 又吉直樹

Story

むかしむかし、村はずれにたっている空き家に、いつからか、2人の男が住みつきました。

2人の男はある日、小さな看板を出しました。

バラバラになってしまった本や、やぶれてしまった本でも、特殊な技術で元に戻すというのです。

それどころか、ほんの1ページでも、1行だけでもタイトルだけでも、ちょっとした手がかりさえあれば元の本の形に復元できる、というのです。

村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると本はどんどん復元されて――

冒頭を特別試し読み!

「その本は、〇〇〇が〇〇〇でした。これってどんな本でした?」
をテーマに、又吉さんとヨシタケさんが互いにお題を出し合い、物語を紡ぎます。


時に笑えて時に心に沁みる2人の短編を27編収録!
ラストは、すべての本への愛、そして想像力を信じる気持ちが押し寄せる圧巻の展開が待ち受けます。

書籍

「本でした」

「本でした」

又吉直樹
ヨシタケシンスケ

定価1,760円(本体 1,600円)
ISBN 978-4-591-18586-5

大好評既刊

「その本は」

「その本は」

又吉直樹
ヨシタケシンスケ

定価1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-591-17432-6

『その本は』オリジナルグッズ販売中!
本の表紙のデザインを完璧に再現したパーカーとキャップ、ヨシタケさんのイラストがプリントされてあるトートバッグとポーチ、クリスマスプレゼントにぴったりのアイテムが盛りだくさん!

著者プロフィール

又吉直樹(またよし・なおき)
1980年大阪府寝屋川市生まれ。吉本興業所属。2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成。2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。同作は累計発行部数300万部以上のベストセラー。2017年には初の恋愛小説となる『劇場』を発表。2022年4月には初めての新聞連載作『人間』に1万字を超える加筆を加え、文庫化。2023年3月、10年ぶりのエッセイ集となる『月と散文』を発表。他の著書に『東京百景』『第2図書係補佐』など。YouTubeチャンネル【渦】、オフィシャルコミュニティ【月と散文】も話題。

ヨシタケシンスケ
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年『りんごかもしれない』で絵本作家デビュー。絵本作品『りゆうがあります』『もう ぬげない』、イラスト集『デリカシー体操』、エッセイ『思わず考えちゃう』など多数。MOE絵本屋さん大賞、産経児童出版文化賞美術賞、(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞などを受賞し、海外でも様々な国で翻訳出版されている。近著は『あんなに あんなに』『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』。2児の父。

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