ポプラ新書(265)
(265)音楽が人智を超える瞬間
「マロ」の愛称で知られ「N響第1コンサートマスター」という肩書を超えて、様々な活動で知られるヴァイオリニストの音楽論。
発売年月 |
2024年9月 |
ISBN |
978-4-591-18317-5 |
判型 |
新書判 |
サイズ |
173mm x 108mm |
ページ数 |
287ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
新書
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ジャンル |
エッセイ
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定価 |
1,100円(本体1,000円) |
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夢があるから、人生は輝く。
「マロ」の愛称で知られ26年間務めあげた
「N響第1コンサートマスター」という肩書を超えて、
様々な活動で知られる唯一無二のヴァイオリニスト。
人生、音楽、教育、多彩すぎる趣味……
ダース・ベイダーにはなれなかったが、
そのおかげで音楽に導かれて辿り着いた最高の居場所とは?
●北九州で育まれた「特異体質」
●ウィーンで学んだ音楽の神髄
●N響で磨かれたコンマスの流儀
●偉大なマエストロたちとの秘話
「スター・ウォーズ」「ウルトラセブン」など幼少期の憧れと
音楽の魅力を同列で語れる著者ならではの独特の感性が満載。
クラシック音楽愛好家はもちろん、
これまで触れる機会がなかった方々も愉しく読める一冊!
(目次より)
第1章 ウィーンが「音楽の流儀」を教えてくれた
16歳、目の前に積まれた100万円でヨーロッパに
ヴァイオリン教師の楽譜をこっそり盗んでは練習する日々
路上演奏で腕試し
イヴリー・ギトリスとの出会い
第2章 ウィーンで身につけたマロ流妄想力
「モルダウ」と「新世界」の妄想的背景
芸を極めるには妄想力を育てよ
ウィーンをより理解するためのワルツのレッスン
第3章 北九州が「人生の流儀」を育んでくれた
故郷、小倉はイタリアの港町?
ヴァイオリンを弾くのは歯磨きと同じ
動物園の象の檻の前でヴァイオリンを披露
第4章 N響が「コンサートマスターの流儀」を確立させてくれた
指揮者から本音を聞きだすコンマスは007?
サヴァリッシュとの思い出と堀さんの思い
フェドセーエフを救った「くるみ割り人形」
第5章 偉大なマエストロたちが音楽の流儀を教えてくれた
シャルル・デュトワ
ウラディーミル・アシュケナージ
アンドレ・プレヴィン
パーヴォ・ヤルヴィ
ファビオ・ルイージ
ヴォルフガング・サヴァリッシュ
ヘルベルト・ブロムシュテット
ロリン・マゼール
ロジャー・ノリントン
トゥガン・ソヒエフ
ネッロ・サンティ
ワレリー・ゲルギエフ
第6章 いま、日本の音楽界に、そして故郷に伝えたい思い
自分が憧れていたジュニアオーケストラを作る
指導者にも子どもたちにも必要な精神、「守破離」