ポプラ新書(47)
(047)あえて、つながらない生きかた
リッツ・カールトンを日本に進出させた伝説のホテルマンとしてホスピタリティを極めた著者が、「真のつながり」の大切さを問いかける。
発売年月 |
2014年11月 |
ISBN |
978-4-591-14178-6 |
判型 |
B6変型判 |
サイズ |
172mm x 109mm |
ページ数 |
191ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
新書
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ジャンル |
知識・教養
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定価 |
858円(本体780円) |
リッツ・カールトン前日本支社長として
ホスピタリティを究めた著者があえて問う。
「断ち切る勇気」をもつ
自分のための人生
もう、「いいね!」に振り回されない!
「つながり疲れ」を治す処方箋。
多くの人との「つながり」を求めて
疲れていませんか?
それは、「つながり」ではなく、
単なる「接点」にすぎませんか?
今の時代に必要な疲弊せず
心が満たされる人間関係の結びかた。
震災以降、一気にひろがった
「絆」や「つながり」を求める声。
フェイスブックをはじめとする
SNSで一気に拡散しました。
とはいえ、接点は持ちやすいが、
つながりにくい時代。
そもそも誰とでもつながれるはずもなく、
「選択する勇気」や「断ち切る勇気」をもって初めて、
本当の「つながり」をもつことができる。
マウンティング、人のライフスタイルへの嫉妬、見栄……
無理してまで付き合わない。
人間関係を選び時には相手を傷つけずに断ち切る方法とは?
いわば、人間関係の棚卸し、断捨離のすすめ。
(前書きより)
20歳で日本を飛び出した私は、
長きにわたり、ニューヨーク、サンフランシスコなどの
ホテルの現場で人とのつながりを大切にし、
人との出会いが人生を豊かにする
ホスピタリティという生きかたを実践してきました。
そんな私が、なぜ、
「あえて、つながらない生きかた」というタイトルの
本を書こうと思ったのか。
それは、「つながり」のインフレーションを起こすほど
世の中に「つながり」ということばが
氾濫していることを危惧し、
「つながり」や「つながり方」を見直す
時期にきているのではと感じたからです。
インターネットなどを介して
誰もが簡単につながってしまう時代だからこそ、
ときには自分の人間関係のあり方を
棚卸ししてみる必要があるのではと思ったのです。