ポプラ文庫 日本文学(320)
([あ]9−1)明日の湯
下町人情銭湯
浅草寺近くの古びた銭湯「明日の湯」には、事情を抱えた珍客が集う。お湯と人情が心をあたためる、ほっこり銭湯ミステリー!
発売年月 |
2017年2月 |
ISBN |
978-4-591-15420-5 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
282ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
748円(本体680円) |
東京は浅草、浅草寺近くに昭和のはじめから存在する銭湯「明日の湯」。
三代目の三助は現役の大学生。失踪した父親のかわりに、
三代目として毎日番台に掃除にと、雑務に駆りだされる日々。
そのせいで彼女もできないし、就活はおろか、単位も危ない。
時代遅れの銭湯なんか継ぐ気はない――のに、口うるさいばあちゃんと、
天然ぶりがすさまじい母親と一緒に、仕方なく切り盛りしている。
何事もなくのんびりまったり暮らしていたい三助のもとには、しかし、毎日珍客が訪れる。
三助はしぶしぶ彼らの悩み解決に手を貸すことに――。
あたたかいお湯と人情が疲れた心と身体をあたためる、ほっこり銭湯ミステリー。