一般書(202)
名もなき王国
三人の小説家は、語り、騙る――。謎が明かされるラスト8ページで、世界は一変する。深い感動が胸を打つ、至高の“愛”の物語。
発売年月 |
2018年8月 |
ISBN |
978-4-591-15930-9 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 134mm |
ページ数 |
479ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
|
本の種類 |
単行本
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
1,980円(本体1,800円) |
ロマンティック。つまり小説的。
――いとうせいこう
美しく作りこんだ物語を倒壊させ
見事に読者の足をすくう
――金原瑞人
眩惑的な構成で読者を踏み迷わせる大作
――千街晶之
物語の豊饒な海に生まれた
一顆(いっか)のバロック真珠
――皆川博子
三人の小説家は、語り、騙る――。
俊英が放つ圧倒的傑作!
「あの時以来、僕は伯母の『王国』の住人でありつづけているのです」
売れない小説家の私が若手作家の集まりで出会った、聡明な青年・澤田瞬。
彼の伯母が、敬愛する幻想小説家・沢渡晶だと知った私は、
瞬の数奇な人生と、伯母が隠遁していた古い屋敷を巡る
不可思議な物語に魅了されていく。
なぜ、この物語は語られるのか。
謎が明かされるラスト8ページで、世界は一変する。
深い感動が胸を打つ、至高の“愛”の物語。
★立ち読みもできる『名もなき王国』
特設ページはこちら!