一般書(160)
花のお江戸で粗茶一服
弱小武家茶道の家元Jr.と曲者ぞろいの茶人武人が繰り広げる異色の青春お仕事小説。笑えて泣けて元気になれる物語!
発売年月 |
2017年10月 |
ISBN |
978-4-591-15608-7 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
430ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,980円(本体1,800円) |
「茶の湯だけでも奥深いのに、
弓と剣まで納めなくてはいけないとは。
友衛家に生まれなくてよかったとしみじみ思いました。
しかし他人事にも思えない本書です。(笑)」
――武者小路千家若宗匠 千宗屋氏
「“粗茶”シリーズの世界に遊ぶことは、
小説を読む悦楽に浸ること。
夏、涼しく、冬、暖か。
いつまでもいつまでも読みつづけていたい。」
――作家 大島真寿美氏
異色の青春お仕事小説の傑作!
弓、剣、茶の「三道」を伝える〈坂東巴流〉の嫡男・友衛遊馬、二十歳。
家出先の京都から帰還するも、
家元でさえ副業しなければ家族を養えない貧乏流派ゆえ、
働き口を探してこいと言われてしまう。
建造が始まったスカイツリーの警備員に収まるが、
周囲からは「あそこの跡継ぎはダメだ」と後ろ指を指され、
ガールフレンドとの仲も“行き止まり”。
冴えない日々の中、曲者ぞろいの茶人武人にやりこめられながら、
遊馬は自分の進むべき道をぐるぐると探しつづける。
明日が見えないあなたに贈る笑えて泣けて元気になれる物語。