一般書(43)
ミナトホテルの裏庭には
そこは、わけありのお客が集ういっぷう変わったホテルだった――。大注目の新鋭が贈る、やさしく温かく力強い感動作!
発売年月 |
2016年2月 |
ISBN |
978-4-591-14910-2 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 135mm |
ページ数 |
238ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
文章も、主人公も、ぴりっとキュート! ハートウォーミングな映画を見ているかのようでした。
――宮下奈都(作家)
この作家が好きだ! と、大きな声で叫びたい!
――藤田香織(書評家)
大通りから入った閑静な地に佇む通称「ミナトホテル」は、
大正末期に建てられたキャラメルのような見た目の宿泊施設だ。
館内には四季折々美しい花が飾られ、骨董家具が設えられた六つの客室は防音仕様。
看板を出していないのに、人知れず「眠れない」「食べられない」お客が集い、
時には長期で滞在する人たちも――。
誰かと繋がりあうことのよろこびを、
やさしく温かく力強く紡ぎ出した、心に響く物語。