一般書(26)
おとめの流儀。
中学生になったばかりのさと子が入部したのは、全国でもめずらしい「なぎなた部」。凛々しくキュートな“なぎなた少女”の青春物語。
発売年月 |
2015年11月 |
ISBN |
978-4-591-14741-2 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 135mm |
ページ数 |
367ページ |
主な対象年齢・学年 |
小6
中学
高校
一般
シニア
|
本の種類 |
単行本
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
1,650円(本体1,500円) |
凛々しくキュートな“なぎなた少女”の青春物語
中学生になったばかりのさと子が入部したのは、全国でもめずらしい「なぎなた部」。
凛々しい美人だけどかなり変わり者の2年生・朝子さんしか部員はおらず、さと子は部員集めに奔走する。
なんとか急造したへっぽこなぎなた部は部長の朝子さんの独断で、思わぬ相手と闘うことに――。
一方、変わり者といえばお母さんもだ。
「どうしてうちには、お父さんがいないの?」と聞いても、
「オトウサン? 何それ?」とトボけるばかり。
でも中学生になったから、もう騙されてあげられない。
さと子の13年の人生をかけた闘いが始まる。
「なぎなた部、かっこいい!
ぐふぐふ笑いながら読み、試合シーンに息をのみ、最後はまばゆくて文字がかすんで見えました。……涙のせいかもしれません。
さわやかで、切実で、頼もしく愉快な中学生の姿に触発され、私もなぎなたを手にしたくなりました!」
――三浦しをん氏
強くなれる。大事なものを、きっと守れる。
俊才が放つ、青春小説の新たなる傑作!
<著者プロフィール>
小嶋陽太郎 こじま・ようたろう
1991年長野県松本市生まれ。信州大学人文学部在学中。2014年『気障でけっこうです』(KADOKAWA)で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。第二作は15年『火星の話』(KADOKAWA)、本作が三作目となる。端正な筆致と軽やかな感性で注目を集める現役大学生作家。