一般書(767)
いまはむかし
竹取異聞
「竹取物語」が成立する前――。日本最古の物語が生まれる瞬間に立ち会う少年少女たちを、瑞々しく描いた、心揺さぶる物語。
発売年月 |
2011年10月 |
ISBN |
978-4-591-12617-2 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
193mm x 132mm |
ページ数 |
340ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
皆川博子氏、推薦!?
「物語の王道を、若い作者はすでに歩み始めている。
険しくとも、歩み続けるだろう。この物語の少年たち、少女たちのように。」
金原瑞人氏、くやしいけど絶賛!
「ハイテンポ、ハイクォリティ、ハイテンション。和製ファンタジーなのに、
なぜかハイ、ハイ、ハイと重ねたくなるノリのよさと楽しさが魅力です。」
新たな才能による、
“ネオ・エンタメ”、堂々登場!
日本最古の物語が生まれる瞬間に立ち会う少年少女たちを、
瑞々しく描いた、心揺さぶるものがたり。
平城の都で名高い武将を父にもつ17歳・弥吹(やぶき)は、武官になる宿命から逃れるため家を飛び出す。都を離れた弥吹が、行き着いた海辺の里で出会ったのはふたりの不思議な少年たち。ある目的のために旅を続ける「月守」の少年たち。彼らと行動をともにするうちに、弥吹は次第に「かぐや姫」に関わる壮絶な運命の渦へと巻き込まれていく――。