一般書(764)
ノーマジーン
孤独な女性のもとに現れたのは、言葉を話す不思議な赤毛のサルだった。奇妙で幸せな一人と一匹の暮らしがはじまる。不条理で切ない絆を描き出す寓話ミステリー。
発売年月 |
2011年10月 |
ISBN |
978-4-591-12614-1 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 135mm |
ページ数 |
247ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
世界が終わっても、
ずっと一緒にいるよ。
終末論が囁かれる荒廃した世界で、
孤独な女性のもとに現れたのは、
言葉を話す不思議な赤毛のサルだった――。
ひとつ屋根の下、奇妙で幸せな
一人と一匹の“ふたり暮らし”がはじまる。
一日一杯のミルクをわけあい、収穫を待ちわびながらリンゴの木を育て、
映画を観る約束をする――。
しかし、隠された彼の“秘密”が明かされるとき、物語は終わりとはじまりを迎える……。
赤毛のサルの正体は?
そして彼が現れた目的とは?
壊れかけた世界で見える、本当に大切なもの――
不条理で切ない絆を描き出す寓話ミステリー