しらべよう! 世界の料理
しらべよう! 世界の料理(全7巻)
各国の食事の背後には、気候や植生、宗教や隣国とのつながりなどの文化が隠れている。世界を学ぶ入り口となるシリーズです。
発売年月 |
2017年4月 |
ISBN |
978-4-591-91654-4 |
判型 |
A4変型判 |
主な対象年齢・学年 |
小3
小4
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
知識・教養
学習
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定価 |
22,330円(本体20,300円) |
●「おいしい!」の向こうにある、各国の風土や文化を学ぼう!
世界の国の文化について興味を持って学ぶには、まず食べものから。その国ぐにの食事の背後には、気候や植生、宗教や文化、周辺の国ぐにとの関係など、さまざまな要素がかくれています。
各国の代表的な料理や食と行事の関係などを通して、それぞれの国に親しみを持って学ぶことができるシリーズです。
食文化の違いとは、食材や味付けの違いのことだけではありません。
日本では、おわんを左手で持ちあげて食べるのがマナーですが、世界の多くの国では、食器を持ち上げて食べるのは行儀が良いとは言えません。
さまざまな国のことを知ることで、お互いの違いを尊重する心が育ちます。
7巻で70か国以上の国や地域を扱っている、充実した内容です。
1〜2ページを使った大きなコラムは、複数の国・地域にまたがる食にまつわる文化の異同を紹介する、興味深いページです。
たとえば1巻コラム「お箸の国をしらべよう」では、中・韓・日のお箸の形や使い方の違いを紹介しています。
韓国のページでは、和食と同時に無形文化遺産に登録された「キムジャン文化」について紹介しています。登録されたのは、「キムチ」ではなく「キムジャン文化」。韓国の食にまつわる文化や日本と通じ合う精神がわかります。