TEENS’ ENTERTAINMENT(13)
文学少年と運命の書
何より本と物語が好きな少年・呉承恩と、金篋から転がり出た、本を食べる少女・玉策の物語。涙がこぼれるあたたかいファンタジー!
発売年月 |
2014年9月 |
ISBN |
978-4-591-14115-1 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 136mm |
ページ数 |
295ページ |
主な対象年齢・学年 |
小5
小6
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
YA
児童読み物(国内)
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定価 |
1,540円(本体1,400円) |
古来、泰山山頂の金篋(金のはこ)のなかには、すべての者の生死を記した禄命簿『玉策』があるとされる。
それがあれば、人の寿命を知り、またその運命を変えることもできるという──。
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さて、主人公は何より本と物語が好きな少年、呉承恩。
父の行商と手伝って旅をしている途中、彼の前にあらわれたこ汚い少女は、
読みかけの大事な本と、父の商売の帳簿をむしゃむしゃと食べてしまった!
かくして彼は、少女──玉策のめんどうを見ることに。
生意気だけど心やさしい玉策と呉承恩少年は、次第に仲良くなっていく。
運命を書き換えることができる、
不思議な力を持つ玉策を、さまざまな者が狙いに来る。
呉承恩は彼女を守ることができるのか。
玉策が最後にしたことは──?
ラストには涙がこぼれるあたたかいファンタジー!