いとうひろしの本
(
14)
ムーサンのたび
小さなくもは、ある時期が来ると新天地を求め、空を飛んで旅立ちます。迷いながらも自分の居場所を探すムーサン。ちゃんと自分で決められるでしょうか?
発売年月 |
2011年11月
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ISBN |
978-4-591-12633-2
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判型 |
A4変型判
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サイズ |
264mm x
217mm |
ページ数 |
32ページ |
主な対象年齢・学年 |
3
歳
4
歳
5
歳
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
創作絵本(国内)
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定価 |
1,430円(本体
1,300円) |
くもの子どもたちは、いちにんまえになるために生まれたところから遠くはなれたところで、じぶんの住処を見つけなければなりません。
みんなたびだちのときが近づくと、みんなどこへ行きたいかをきめていきます。
でも、ムーサンは、どこへいったらいいのかわからないのです。
そうしているうちに、たびだちのときがやってきました。
ムーサンは、じぶんの住処を見つけることはできるでしょうか?
そして、じぶんでその場所を決めることはできるのでしょうか?
よくはれた秋の日、まどいの時期をすぎた蜘蛛の子どもたちは新天地を求めて、空高く飛んでいきます。
そんな、蜘蛛の生態からイメージをふくらませた絵本です。
今から自立の時を迎える人たち、
はからずも、新天地で暮らすことになってしまった人たちにも贈りたい一冊です。