ポプラ社の絵本(10)
あまがえる先生 まよなかのびっくりコンサート
夏のある日、あまがえる先生のその晩かぎりの真夜中のコンサートに招待されました・・・。モリアオガエルの産卵などを紹介した科学絵本。
発売年月 |
2012年5月 |
ISBN |
978-4-591-12924-1 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
236mm x 236mm |
ページ数 |
32ページ |
主な対象年齢・学年 |
3歳
4歳
5歳
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
創作絵本(国内)
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定価 |
1,430円(本体1,300円) |
ある日、だんごむしのダンゴくんのところに、あまがえる先生から招待状が届きました。
その晩かぎりのまよなかのコンサートへの招待状です。
ダンゴくんは、ともだちのバッタくん、コガネくん、カタツムリさんといっしょにペットボトルのふねで、
あまがえる先生の研究所へ向かうことにしました。
研究所で10時開始のコンサートを待っていると、
まず始まったのは、ホタルたちの光の乱舞。
そして、本番のコンサートが始まります。
*この絵本は、旺文社で初版発行されましたが、このたび文章を全面的に改定し、新たに刊行したものです。
「コロコロコロ」という大合唱。
声の正体は、モリアオガエルでした。
その夜、モリアオガエルが木の枝の上で結婚するのです。
それは、もう不思議な光景です。
ダンゴくんたちは、あまがえる先生といっしょに感動の気持ちでコンサートを聴くのでした。
*
モリアオガエルは、白い泡に包まれた直径20センチほどのボール状の卵を樹上にうみます。
やがてその卵は、孵化して木の上から池の中へポチャーンと落ちていきます。
その姿をストーリー絵本でユーモラスに紹介しました。
せっかく孵化できたオタマジャクシも池に落ちた瞬間にイモリやナマズに食べられることもある、など
自然の厳しさも同時に教えてくれます。
ユニークな科学絵本です。