おとうさんだいすき(5)
おとうちゃんとぼく
あるひしらないおばさんが、おとうちゃんにいったんだ。「そのぼうや、あなたのこどもじゃないでしょ? ちゃんとかえしてあげなさいよ」ぼくどうなっちゃうの?
発売年月 |
2012年1月 |
ISBN |
978-4-591-12705-6 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
264mm x 217mm |
ページ数 |
32ページ |
主な対象年齢・学年 |
3歳
4歳
5歳
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
創作絵本(国内)
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定価 |
1,320円(本体1,200円) |
おいら、いま、なんだかとってもしあわせです。
ぼくは、ねこ。
ぼくのおとうちゃんは、いぬ。
そして、おとうちゃんをそだててくれたのは、にんげんのおばあさん。
偶然がかさなって、家族になっていったぼくたち。
みんなやさしくて、それぞれにみんなのことを思いやってくらしていた。
それなのに、あるひ、しらないおばさんが、おとうちゃんにいったんだ。
「そのぼうや、あなたのこどもじゃないでしょ? ちゃんとおやをさがして、かえしてあげなさいよ」
震災や原発の事故を経て、私たちは、
人のぬくもりがどれほど生きる勇気をあたえてくれるものかを、あらためて知りました。
この絵本も、あなたのとなりで、そっと、あなたをあたためてくれるでしょう。
ぜひ、おやすみ前に子どもに読んであげてください。
きっと、幸せな気持ちで眠りにつくことでしょう。こどもも、そして、あなたも。