ポプラ新書(113)
(113)テレビでは言えない大相撲観戦の極意
NHKの大相撲解説を務める著者だからこそ書ける、テレビでの大相撲中継の裏側や観戦のポイントが書かれた一冊。
発売年月 |
2016年12月 |
ISBN |
978-4-591-15286-7 |
判型 |
新書判 |
サイズ |
172mm x 109mm |
ページ数 |
198ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
新書
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ジャンル |
知識・教養
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定価 |
880円(本体800円) |
横綱・鶴竜の優勝で幕を閉じた2016年の大相撲。
しかし、初場所は大関・琴奨菊が日本人力士としては10年ぶりの優勝を果たし、
秋場所では同じく日本人大関の豪栄道が全勝優勝を果たし、
そして年間では日本人大関の稀勢の里が優勝なしでの年間最多勝と、
「日本人力士」の話題を中心に非常に盛り上がった1年でした。
著者の舞の海さんは、元人気力士としても有名ですが、
実は(現在)2人しかいない「NHK専属解説者」として活躍されています。
(もう一人は元横綱北の富士さん)
ちなみに、初日と千秋楽には必ず向正面にいることから
「向正面の舞の海さん」と言われることも多いそうです。
本書はそんな舞の海さんだからこそ語れる、
テレビでの大相撲中継の裏側や観戦のポイントが書かれた本です。
コアな大相撲ファンの方のみならず、
なんとなく大相撲に興味がある人まで手にとって読める一冊です。
(もくじより抜粋)
第1章 NHK専属解説者だからこそわかる大相撲解説のポイント
・NHKの専属解説者は2人だけ
・こうして生まれた北の富士さんとの掛け合い
・日本人力士の有望株は誰か? など
第2章 元力士だからこそわかる知られざる力士の世界
・今ならシリコンなしで新弟子検査に合格できる!?
・土俵には銭が埋まっている。力士の懐事情
・相撲界にも「黄金世代」がある など
第3章 相撲部屋と親方なくして相撲界は成り立たない
・知られざる相撲部屋の系譜
・白鵬は親方になれない!?
・一番アクセスの良い部屋はどこ? など
第4章 土俵上での攻防がさらに面白くなるポイント
・ひいき力士の「得意の形」を知ろう
・勇み足は決まり手じゃない?
・消えた美の追求。力士が巻くサポーターやテーピングは無制限? など
第5章 国技館での観戦を10倍楽しむ方法
・懸賞は誰でもかけられるのか
・九州場所は存続できなかったかもしれない
・枡席と椅子席、おすすめはどっち? など